自閉症スペクトラムの息子と私の日々

自閉症スペクトラムの息子との成長の日々を記録していきます。

罪悪感と距離を持つ 

「罪悪感と距離を持つ」

何のこと?と思われるかもしれません。

 

これはかつて私が罪悪感に苛まれていた時に臨床心理士の先生から教えて頂いた言葉です。

 

精神的にうつ状態にあると、「罪悪感」湧き上がってきます。

私は元々自己肯定感が低かったのだと思いますが、10数年前の時は、仕事にも行けない自分を責めたり色々上手くいかない自分自身を責めることがありました。

また当時は人との会話そのものも刺激になり「私の伝え方をどう捉えるだろうか」「上手く言えなかった」「あの人は私のことをどう考えているだろうか」そんなことまで気になりよくパニックを起こしていました。

 

何故「罪悪感を抱いてしまうのか」にスポットを当てたところで問題は解決しません。

だって湧き水のように湧いてくるんですから。

それで冒頭の言葉に至るのですね。

もう少しかみ砕くと、

「罪悪感を持っている私自身を客観視する」

ということになるでしょうか。

 

「アー私は今罪悪感に苛まれているなぁ。罪悪感で一杯だ」と自分で認識することです。

これまた当時はアドバイス頂いた言葉を真に受け「罪悪感と距離を持たねば」と「~しなければならない思想」に捉われて。ややこしい奴でした。

 

要は「病識を持つ」ということかもしれませんね。

病識というと堅苦しいので、「私は〇〇が苦手」「私は今落ち込んでる」と自分で自分のことをちょっと別の視点から見れる大切さというべきかもしれません。

 

罪悪感だけでなく、感情と思考は切り離して考えることは大切だと思います。

もちろん直感で動く時もありますが、どちらにせよ感情は一時的なものです。流され過ぎることは良くありません。

 

息子もたまに「俺が悪い」「俺のせいや」と集団での出来事や上手くいかなかった体験から自責の念に駆られている姿を見受けます。

自傷行為とまではいきませんが、頭をポコポコ叩いたり、抱えたりしながら言ってるときがあります。

 

今の息子にはまだ「罪悪感と距離を持つ」ということは難しいです。

でもいつかは感情の波をコントロールする術を伝えていきたいと思っています。

 

息子か自責の念に駆られている時は、できるだけ状況を聞きだし言葉で整理しながら「あなたのせいではない」ということを伝えています。

むしろどう対応していくか、次に生かすように肯定的に伝えるようにしています。

 

不思議なもので10数年前に罪悪感に溢れていた私は現在、息子を感情の波から守ってやりたい一心でいたりします。

親心として自分と同じ辛い思いはさせたくない気持ちが一杯です。

だけど、それでは駄目なのことも分かっています。

息子は別人格なのですから、私ができることは、感情の波を自分自身でどうコントロールしていくかという方法を伝えることぐらいしかできません。

 

まぁ現在の私もよく落ち込んでいますけどね。落ち込むのは得意ですから。(笑)

息子のために頑張りたいと思います。